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農業用語あ行

赤玉土(あかだまつち)

積み重なった火山層を乾燥させた関東ローム層の土のこと。

赤味かかったの土色が特長。

粒によって種類はありますが、通気性(水はけ)・保水性(水もち)・保肥性(肥料もち)がよいのも赤玉土の良点でもあります。 
赤玉土自体、肥料成分が含まれないため多数の植物と相性が良い。

畦(あぜ)

畝(うね)と畝の間の事。

主に人が通る道の事を指します。

 

畦の幅をあまり狭くすると、芽かき等の作業がしにくくなるので要注意!!

 

 

粗起こし(あらおこし)

耕作の準備作業として畑をおおざっぱに掘り起こすこと。

移植ゴテ(いしょくごて)

片手で持つ小型のスコップのこと。苗植え付け時の穴掘りや土すくいなどに使用する。

一年草(いちねんそう)

種を蒔いたその年のうちに発芽し、花が咲き、種をつけ、枯れる植物のことで「一年性植物」とも呼ばれる。

【例】きゅうり・スイカ・かぼちゃ・トマト・ナス・ピーマン・枝豆等の豆類

畝高(うねだか)

地表面から畝のてっぺん高さまでの距離のこと。

畝(うね)

水はけをよくしたり畑の通路確保のために一定間隔をあけて土を盛り上げた列の事
【畝づくりのメリット】根腐れ防止効果

畝幅(うねはば)

床と床の間の幅のこと。

畝間(うねま)

畝(うね)に作つけした種(苗)と、隣の畝(うね)に作付けした種(苗)までの距離をさします。

 

エディブルフラワー

「edible」=食べられる「flower」=お花のこと。

近年サラダなどの彩などで人気がある。

F1交配(えふわんこうはい)

固定した形質をもった2品種を交配した雑種第1代目の品種のこと。

雑種強勢の遺伝法則から新品種に比べて生育がよく、形質も優れている。

2代目の種子をまいても、次世代は同じ形質はそろわず品質も低下する。

最近の野菜種などは、F1交配の物が多い。(〇〇交配と書かれていることが多い)

液体肥料(えきたいひりょう)

液状の肥料のこと。

速効性はあるが持続性はない。

土が乾燥している場合は、一旦灌水(かんすい)し、半日程度たってから施用する。

花やつぼみにはかからないように注意する。

お礼肥え(おれいごえ)

開花後や、果実を収穫した後の植物を消耗した樹勢(じゅせい)を回復させるために与える肥料のこと。

株を充実させる役割などがあり、 球根植物の場合は球根を肥大させる意味もある。

農業用語か行

開墾 かいこん

山や野を切り開いて田畑をできる状態にすること。

 

畑サイクルでは、【開墾鍬】という商品があります。

この商品は、トンビ鍬と呼ばれ主に新地の開墾・春の土起こし・収穫後の整地に使われる商品です。

強靭な刃が硬い土に突き刺さり菜園の最初の1本におすすめです。

 

果菜類(かさいるい)

果実(かじつ)を食用とする野菜のこと。

【例】なす・トマト・オクラ等

化成肥料(かせいひりょう)

無機質の肥料原料を科学的に加工して作られているもの。

化学的に合成されている分、野菜に合った肥料成分のみが配合されているため、用途に合った肥料を選ぶことができる。

株間(かぶま)

畝に植えた苗と苗の間隔のこと。

休眠(きゅうみん)

冬季など種や苗の生育の適さない温度・湿度の環境下でその時期を乗り越える為に、植物の生長を一時一旦休止する状態の事。

苦土石灰(くどせっかい)

酸性土壌からアルカリ性土壌に変える土壌改良剤のこと。

酸性に傾いた土壌を中和させるときに使用します。

炭酸カルシウムと炭酸マグネシウムが主な主成分となっており、カルシウムやマグネシウムの補給も可能です。

(根を強くしたり、葉の変色を防ぐ効果もあります。)

≪注意≫苦土石灰を土に散布してから約2週間後に肥料を混ぜるようにしましょう。

同時に混ぜると化学反応でアンモニア臭を発生させることがあります。

鍬(くわ)

土づくりのときに使用する道具。

耕したり、畝を作ったりするときに使用する。

主に開墾用の鍬と耕作(うね立て)用の鍬に分かれる。

畑サイクルでは、開墾(かいこん)用の【開墾鍬】耕作・うねたて用の【耕作鍬】女性にも扱いやすい【コンパクト耕作鍬】があります。

結球(けっきゅう)

植物の葉が重なり合い玉のようになること。

白菜、キャベツなど葉菜類に多い。

嫌光性種子(けんこうせいしゅし)

発芽に光を必要としない植物の種のこと。

ほとんどの植物は発芽に光が必要ないため、種まき後は種の上に細かい土をかけます。

好光性種子(こうこうせいしゅし)

発芽に光を必要とする植物の種のこと。

発芽に光が必要のため、種まき後に種の上に土をかける必要がない。

耕作放棄地(こうさくほうきち)

耕されることなく放置されている田畑のこと。

荒廃農地(こうはいのうち)

現に耕作されておらず、耕作の放置によって荒れ果て、通常の農作業では作物の栽培が客観的に不可能となっている農地のこと。

耕盤層(こうばんそう)

作土層の下にあるトラクターなどで耕しているうちに押し固められてしまった部分

根菜類(こんさいるい)

地下にできた茎や根を食用とする野菜のこと。

【例】大根・にんじん・じゃがいも・さつまいも等

コンパニオンプランツ

育てたい野菜や花のそばに植えることでよい影響をもたらす植物のこと。

コンパニオンプランツを植えることで、病気や害虫の被害にあいづらくなる、生育がよくなる、風味や味がよくなるといった作用がある。

農業用語さ行

作土層(さくどそう)

作土層とは普段から鍬や耕運機で耕している畑の土の上層部。やわらかい部分の土のこと。

挿し木(さしき)

野菜からとったわき芽や茎などを直接土にさして育てる方法。

野菜でいうとトマトで行うことが可能。

直まき(じかまき)

種を畝やプランターに直接まく方法。

苗の込み具合を見て間引きしながら育てる。

移植を嫌う植物に用いられる。

支柱(しちゅう)

野菜などが倒れないようにしたり、誘引したりするのに使用する棒のこと。

消石灰(しょうせっかい)

水酸化カルシウムです。水を加えても反応はしません。

生石灰が水と反応すると消石灰になります。

学校のグランドでのライン引きなどによく使われているものです。

条・条間(じょう・じょうかん)

作物を植えつけた列を条(じょう)と呼び、条と条の間隔を条間と呼びます。

 

※畑サイクル農園でもとうもろこしや人参(にんじん)等で2条植えをしております。

とうもろこしは、2条植えすることで、受粉しやすいので是非試してみてください!!

雌雄同花(しゆうどうか)雌雄異花(しゆういか)

1つの花に雄花(雄しべ)と雌花(雌しべ)があるものを雌雄同花と呼び、
雄花(雄しべ)と雌花(雌しべ)が別々になっているものを雌雄異花(単性花)といいます。
雌雄同花の野菜には、ナス科やマメ科があります。
雌雄異花の野菜には、ウリ科やイネ科があります。

宿根草(しゅっこんそう)

多年草の一種で、何年も生育と開花を繰り返す植物のこと。

根だけが残り生育期が終わると地上部が枯れてしまうものが翌年また生育する。

【例】アスパラガスやフキ、ウド等

水耕栽培(すいこうさいばい)

土を使わず水と液体肥料で植物を育てる方法のこと。

筋蒔き(すじまき)

筋蒔きというのは、指や道具で溝を作って筋状に蒔いていく方法になります。
1列に蒔く場合は、1条蒔き、2列に蒔く場合は、2条蒔きなどと呼びます。

カブやニンジンなどの葉菜類に多く適した蒔き方となっております。
発芽した後の間引きもしやすく、追肥や、土寄せ、除草作業が、
簡単になるというメリットがあります。

畑サイクルでは、【三角鎌 鋼付】や【ミニ三角鍬】でこの作業が行えます。

整枝(せいし)

枝や葉などを整理(間引いていく)すること。

それにより風通しをよくしたり、株の根元の加湿を防ぎ病気から苗を守る効果があります。

また、つる性植物(きゅうりなど)の果実がつきやすい枝の成長を促したり、新しい枝葉の成長も促します。
摘芯・摘果・適葉・摘花・わき芽かきなども同様です。

生石灰(せいせっかい)

酸化カルシウムの俗称のこと。水を加えるとシューシューッと水蒸気をあげて激しく反応し熱を発生します。

工業用で使用され、園芸用で使用されることはありません。

ヘンリー3世の時代にイギリス海軍がフランス海軍の侵略を生石灰を目つぶしとして投げ、失明させて撃退したとの記述もあるとか。

施肥(せひ)

作物の生育をよくするため土壌に肥料を施すこと。

施肥の方法には元肥と追肥がある。

農業用語た行

団粒(だんりゅう)

土壌の粒子が有機物や陽イオン等のはたらきによって結合し、小粒の集合体となったもの。

この状態を団粒構造といいます。

これに対して土壌に粒子がバラバラになった状態の事を単粒構造といいます。

土壌が団粒構造になることにより保水性や透水性を兼ね備えた良好な土壌になります。

そのため土壌の生産力は高くなり、植物の生育は良好になります。

よくフカフカの土と言いますが、これは土壌が団粒構造になっているという事ですね。

 

団粒構造 5つのメリット

・通気性の向上
団粒どうしの隙間を新鮮な空気が通過する事で根の酸素吸収が促進されます。

・排水性の向上
団粒構造は排水性に優れているため根腐れのリスクを回避できます。

・保水性と保肥性の向上
団粒内部に適度に水分を蓄えることで乾燥を防ぎます。土壌の水分蒸発や水分切れが起こりにくくなります。そのため土の水持ちが良く、水に溶けた肥料成分を蓄えることができます。

・土壌生物の発育を促進
土が適度のサイズで固まるため、土全体の表面積が広がります。そのため微生物が発達しやすくなり病原菌・細菌が蔓延しにくくなると言われています。水分・ミネラル・肥料成分が蓄えられている団粒構造の土壌には、隙間が多いため根が張りやすく養分を吸いこみやすくなります。

・病害虫が発生しにくい
団粒構造の土壌には微生物が住みやいため、土壌中には多様な微生物が存在しています。生態系のバランスが取れていて生物性が高いため、病害菌が異常繁殖する可能性が低く、連作障害も起こりにくいと言われています。

 

 

堆肥(たいひ)

家畜のふんや落ち葉、木の皮等の有機物を、微生物の力で分解・発酵させて作る土壌改良のため用土のこと。

多年草(たねんそう)

数年にわたって枯れず、毎年花を咲かせる植物のこと。

宿根草も多年草に含まれる。

多年草でも、日本の冬をこせなかったり、1年で収穫を終わらせる作物も多い。
【例】アスパラガス・ニラ・ゴボウ・じゃがいも・サツマイモ

単肥(たんぴ)

肥料の3要素「窒素」「リン酸」「カリウム」のどれか一つだけしか含まれていない肥料のこと。

中耕(ちゅうこう)

作物の生育中に株の周りの土や畝の間の土を浅く軽く耕すこと。

水はけを良くすることが目的。
畑サイクル農園では【鍬レーキ 小】【鍬レーキ 大】が活躍しております。

頂芽(ちょうが)

茎の先端にある芽のこと。

下方にある芽はわき芽(側枝)と呼ぶ。

頂芽を取ると(摘芯)わき芽が伸長する。

 

追肥(ついひ)

植物の生育の過程に合わせて必要な栄養を補うために追加で施す肥料のこと。

すぐに効果が現れる化成肥料や液体肥料を利用することが多い。

土寄せ(つちよせ)

作物の根元に土を寄せかけること。

根をしっかり張らすためや、ぐらつく株元に土を寄せることで倒伏を予防したり防寒したりする意味もある。

畑サイクルでは、【三角鎌鍬鋼付】【土寄せ・草削り鋼付】で土寄せ可能です。

摘芯(てきしん)

作物の生長点を摘む(切る)こと。

わき芽(側枝)の成長を促します。

ピンチや芯止めということもある。
摘芯を行う事で、わき芽を増やし収穫量を増やす効果とつるもの野菜の縦への成長を抑制する効果がある。

摘蕾(てきらい)摘花 ・摘果(てきか)

よい果実を得るために、適当な数の蕾(つぼみ)・花・果実を残して他を摘み取ること。

株の消耗を防いだり、果実の肥大促進をはかります。

畑サイクル農園では摘果に【間引き用鋏】 【間引用鋏 太茎用】を使用しています。

天地返し(てんちかえし)

冬季に表面の土と下の土を入れ替える作業のこと。

病害虫の退治や雑草に根切りや霜がおりて土をやわらかくのために行う。
畑サイクルでは、【ミニショベル】 【刃付きショベル】がおすすめです。

点まき(てんまき)

一定の間隔でまき穴を作り、数粒ずつ種をまく方法。

トウモロコシなど大きくなる野菜に適したまき方。

とう立ち(とうだち)

「とう」とは花を咲かせる茎のことで、「とう」が伸びることをとう立ちという。

とうが伸びて花が咲くと種子に栄養がいってしまい刃が硬くなったりする。

土壌酸度(どじょうさんど)

土が酸性かアルカリ性かということをpHという単位で表すこと。

pH7.0以下が酸性でそそれ以上がアルカリ性です。

作物に合わせて調整します。

畑サイクルでは【簡易土壌酸度計】で計測できます。

徒長(とちょう)

作物の枝や茎が間延びして伸びること。

日照不足によってなりやすい。

小苗の段階での窒素の与えすぎも徒長の原因となる。
徒長になると苗が貧弱になり枯れやすく実りも少なくなります。

トンネル栽培(とんねるさいばい)

畝をビニールなどでトンネル状に覆い作物を栽培する方法のこと。

農業用語な行

根鉢(ねばち)

鉢植えの植物がしっかり根を張ったことにより、土と根が固まりとなったもの。

農業用語は行

発芽率(はつがりつ)

種袋メーカーが販売している種子のうち、何パーセントが正常に発芽するかを示す数値のこと。

複合肥料(ふくごうひりょう)

肥料の3要素「窒素」「リン酸」「カリウム」のうち二つ以上の成分が含まれている肥料のこと。

覆土(ふくど)

種をまいた後、その上に土をかぶせること。

雨や水やりなどで種が流れてしまうのを防ぐためや、明るいところより薄暗い環境のほうが発芽に適している種が多い為。

不織布(ふしょくふ)

繊維を織らずにかみ合わせたシートのこと。

ベタ掛けに用いる。

腐葉土(ふようど)

広葉樹の落刃が堆蓄し、半ば腐ったもの。

土の通気性をよくするために、園芸用土全般に混ぜて使用する。

ホー

主に中耕(ちゅうこう)や土寄せ、除草に使う道具のこと。
畑サイクルでは、【三角鎌鋼付】【土寄せ・草削り】が該当する商品になります。

農業用語ま行

間引き(まびき)

発芽後に、大きく育てる株以外のものを引き抜く作業のこと。

元気な株を残して、弱い株などを引き抜きます。

マルチ

土の表面を覆って野菜などを栽培することを「マルチング」といい、その際に使うフィルムのこと。

ロールタイプ、シートタイプ、穴なしタイプ、穴有りタイプなどさまざまなものがある。

効果としては、保湿効果と防草効果がある。
畑サイクルでは、約5mの畝用で【マルチの押さえ(12個)】が発売中です。

元肥(もとごえ)

土づくりをする際にまく肥料のこと。

農業用語や行

誘引(ゆういん)

茎やつるを麻ひもなどで支柱やネットに固定し、雨風で株が倒れたり刃が重なり合うことを防ぐ作業のこと。
畑サイクルでは、【苗結束用麻ひも】があります。

有機石灰(ゆうきせっかい)

貝殻や貝殻化石を原料とする石灰肥料。

他の石灰とは違い、効果は緩やかで撒いた後にすぐに肥料を与えるたり植え付けをしたりすることができます。

カキやホタテの貝殻、貝の化石、卵の殻などがあります。

有機肥料(ゆうきひょう)

植物性(油かす、草木灰、堆肥等)と、動物性(魚かす、骨粉、鶏ふん、牛ふん)に分けられる。

有機肥料はそのままでは吸水されず、土の中の微生物の働きで分解された後、根から吸収される。

効き目は遅いがゆっくり効き続け、土質の向上にも効果がある。

植物を植え付ける前に元肥として施す。

葉菜類(ようさいるい)

葉を食用とする野菜のこと。

【例】ほうれん草、小松菜、ねぎ等

農業用語ら行

レーキ

畝を立てた後に、土の表面をきれいにならす道具。

抜いた雑草を集めることもできる。

畑サイクルでは【6本爪レーキ】があります。

連作(れんさく)

同じ仲間の野菜を同じ場所で続けて栽培すること。

連作によって土壌に病害が発生し生産量が落ちていく事を連作障害といいます。

毎回、畑のレイアウトを決めてノートなどにまとめ、次回作付けの際に同作物の植え付け位置変更などをかけると連作障害を防げます。

農業用語わ行

わき芽(わきめ)

葉や茎の付け根から出る芽のこと。

わき芽かき(わきめかき)

わき芽が大きくなる前につみとること。
わき芽かきを行う事で収穫量などにも影響するため大事な作業です。
わき芽を全部摘み取り主軸の茎1本で育てる事を【1本仕立て】、わき芽を1本残してY字に育てる【2本仕立て】、わき芽と合わせて3本で育てる【3本仕立て】があります。