人間の手が生み出す物の豊かさ。そして、人間の手の可能性を更に広げる道具。
文化は手と道具の出会いによって積み重ねられてきた一面があります。
髙儀は慶応2年に初代髙橋儀平が鋸鍛冶として創業したことに始まります。
以来150年余にわたる歴史は、
そのまま人の手と技をめぐる歴史と共にあったといえるでしょう。
手の延長としての道具には、当然のことながら機能性が求められ、
使いやすさの追求は道具に完成された美しい形をもたらすことにもなりました。
機能性と意匠性。その密接な関連性を損なうことなく、
提案にみちた道具を開発すること。
商品開発の基本的な考え方はここにあります。
伝統に培われた技術を背景に、厳しく高度に洗練された生産ラインのシステムと
仕上げや品質検査に注がれる熟練した人間の視線とが、ブランドの品質を高め、
その品質は海外でも高く評価されています。
そして自社工場の最新の設備が市場ニーズにリアルタイムでお応えできる
商品開発を可能にしています。
モノづくりの原点は、柔軟な発想と妥協を許さない品質へのこだわり。
大胆かつ緻密な創造性は、創業以来の髙儀全体を貫くテーマでもあります。
鮫の鋭い歯は何列にも並び、獲物との戦いなどで欠けても
新しく何回でも生え変わり、なくなることはありません。
生き残るためになくてはならない最大の武器だからです。
厳しい現場で戦う職人の鋸もまた同じ。
最高の仕事のために、強く鋭い刃を絶やすことなく提供し続けること。
それがSHARK SAWの使命です。
プロユースから一般の方まで、使う人を選ばない
その使いやすさと機能性は
柔軟な発想と妥協を許さない品質の証です。