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投稿日:2018.6.27(水)

鍬といったら相田合同工場 相田社長インタビュー

本日はKENとサイトとしまで畑サイクル耕作鍬などの製造元でもある、

株式会社相田合同工場 相田社長にインタビューを行い、熱い思いを聞かせて頂きました。

 

①御社の会社概要の説明をお願いいたします。


1930年(昭和 5年)創業。鍬などの土農工具を中心に製造。
1949年(昭和24年)法人化
2005年(平成17年)新潟県三条地域振興局より会長・相田忠雄が「にいがた県央マイスター」に認定される
2007年(平成19年)財団法人にいがた産業創造機構 IDSデザインコンペティションで IDS賞を受賞
2010年(平成22年)特定非営利活動法人(内閣府認証)日本テクニカルデザイナーズ協会より、製品安全対策優良企業の表彰を受ける
経済産業省製品安全対策優良企業表彰 経済産業大臣賞 受賞
2011年(平成23年)グッドデザインアワード2011 中小企業庁長官賞 受賞
2012年(平成24年)財団法人にいがた産業創造機構 IDSデザインコンペティションで IDS特別賞を受賞
2013年(平成25年)2010年度に続き、経済産業省製品安全対策優良企業表彰において2度目の経済産業大臣賞を受賞。
2015年(平成27年)経済産業省製品安全対策優良企業表彰において経済産業大臣賞を2010年度、2013年度とあわせ3度目の受賞。
それにより、「製品安全対策ゴールド企業」として認定されました。
②御社主力商品でもあります、鍬や草削りについて「ここがこだわり」を教えてください。

●ここがこだわりというより、「使う人のこだわりを商品に反映させる」ことです。

鍬などは地域・個人で使用する形が違うため4,000くらいの商品、すべて数えると10,000くらいの商品があります。
今までのノウハウを蓄積し、商品に反映させていくことがこだわりです。
③鍬や草削りは個人で刃研ぎは可能でしょうか。

●鋼付のものは土が砥石の代わりになるのでそこまで研がなくても大丈夫ですが、砥石で研ぐなら切り刃全体を研ぐように研ぐといいです。

 

 

④御社の商品に対する思いを教えてください。

●ユーザー様に長く使ってもらいたい。菜園のパートナーとして5年10年と使用していただきたいです。

鍬の修理には「先掛け」という言葉があるくらい日本の文化に根付いています。
その人、その時に合わせて直すことをいい、弊社でも修理を受け付けています。

今回は相田合同工場へ見学もかねてインタビューさせていただきました。
〇鍬ギャラリー
〇先掛け
左が修理(先掛け)をする前で、右が修理後です。触っても継ぎ目が分からず、技術の高さがうかがえます。
〇工場の様子
相田社長、貴重な時間をありがとうございました。
相田社長は、もともと証券会社勤めをされていたそうです。
いろいろな展示会等でリサーチを行いアンケートを取ってデータ化(見える化)を行い、お客様のニーズを商品として具現化されています。
証券会社時代に培われた資料作成能力と伝統としての鍛冶がうまく融合して現在の相田合同さんがあるようですね。
いつも相田さんにお邪魔するたびに、教えて頂ける事が多くて勉強になります。
皆様もぜひ相田合同さんの鍬や草削りを使ってみてください。
自分だけの一本と出合えるかもしれませんね。

株式会社 相田合同工場 ホームページURL
http://www.kuwaya.com/