その他
タネの基本
苗を買うよりローコストで始められるタネ。
タネの基本について押さえておきましょう。
タネから育てると収穫したときの感動はひとしおですよ♪
★タネの発芽について
タネが発芽するためには
【水分】【湿度】【酸素】が必要です。
これを《発芽の三要素》といいます。
どれがかけても発芽しません。
また、タネには光を必要とする【好光性種子】と
光が不要な【嫌光性種子】の2つがあります。
★発芽適温
発芽に適した温度は野菜ごとに違います。
一般的にナスやトマトなどの夏野菜は発芽温度が高く、
寒さに強いほうれん草などの冬野菜は発芽温度が低めです。
「発芽温度10℃〜20℃」という表示がしてある場合は
一日の気温がこの間に収まっている時期にタネをまきましょう。
★加工種子
「まきやすい」「色が目立つ」「発芽しやすい」などの特長をもたせた加工種子もあります。
どのような加工を施しているかは種袋に記載されている事がほとんどです。
購入前に確認をしてみましょう。
着色種子 | まきやすく目立つように着色加工したタネ
発芽しやすいようなコーティングや殺菌剤、殺虫剤などを塗布したものもある |
ペレット種子 | 小さくて不揃いなタネを粒状の混合物を塗布してサイズを大きく揃えてまきやすくしたタネ |
ネーキッド種子 | 硬い殻を取り除いて裸(ネーキッド)にしたタネ
発芽しやすいようにこのように加工しています |
エボプライム種子 | 吸水性を高める処理をしたタネ
ほうれん草の堅い殻を柔らかくして、発芽が揃いやすいように加工したタネが有名 |
★タネの保存方法と寿命
タネは乾燥剤と一緒にジッパー付きの保存袋などに入れ、
冷蔵庫など冷暗所で保存しましょう。
また、タネには使用期限があります。
それぞれの野菜で使用期限が違うためタネ袋を確認しましょう。
ほかにもタネ袋には情報がたくさん書いてあります。
栽培方法やタネのまき時期なども記載されている場合も多いので確認してみましょう。